30代から本気で英語を始めて、果たしてどこまで伸ばせるのか？
私は34歳のとき、英語学習をゼロから再スタートしました。当時のTOEFLスコアはわずか45点。しかし、1日8〜10時間の勉強を1年以上続け、1年後にはTOEFL87点・CEFR B2レベルに到達。
この記事では、その過程での勉強時間、勉強法、伸びの実感、A2とB2の違いなどを、できるだけリアルに共有します。
英語力のスタート地点：TOEFL45点＝CEFR A2相当
英語を「読んでも聞いても分からない」レベルからのスタート。今思えば、TOEFL45点＝CEFR A2程度だったと思います。
A2レベルとは？
- 簡単な日常会話はできるが、仕事やアカデミックな話はほぼ理解できない
- TEDや英語学習者向けYouTube動画は、半分以上が「ただの音」
- 英語ニュースは意味不明
1年間の勉強時間と成果：TOEFL45→87、CEFR A2→B2
私が実際に行った勉強時間は以下のとおりです：
| 期間 | TOEFLスコア | 学習時間（累計） | CEFR目安 |
|---|---|---|---|
| 開始時 | 45点 | 0時間 | A2 |
| 6カ月後 | 75点前後 | 約1,400時間 | B1前後 |
| 10カ月後 | 87点 | 約2,400時間 | B2 |
| 1年後 | 安定的にB2 | 約2,800時間 | B2 |
結論：30代でも約2,800時間しっかり学習すれば、A2→B2のジャンプアップは可能です。
CEFR B2とはどんなレベル？
B2に到達すると、世界が変わります。
- 自分の専門や関心ある分野のTED動画なら7割以上理解できる
- 英語ニュースやインタビューも聞き取れる部分が増える
- スピーキングでは論理的な意見交換が可能になり始める
- TOEFLでも80点台が見えてくる
実際に取り組んだ勉強内容
勉強法は王道ですが、「量と継続」がカギでした。
1. 単語
- TOEFL単語帳を使って毎日300単語以上を復習
- Goldlist法＋Anki＋英英辞典で「定着重視」
2. リスニング
- TED、VOA、BBC Learning English、TOEFLリスニング素材をシャドーイング
- 毎日2〜3時間は耳を英語漬け
3. リーディング
- TOEFLレベルの長文の精読と多読用の教材の大量読み込み
- NewyorktimesやJapan times alphaも活用
4. ライティング
- TOEFLのテンプレを参考に毎日1〜2エッセイ
- Grammarlyや添削サービスを活用して客観視
5. スピーキング
- 音読・シャドーイングで発音・イントネーションの強化
- 週数回のオンライン英会話でアウトプット
今振り返ると、こうすればもっと効率的に伸びたと思う
正直、試行錯誤しながらの1年でした。今あの頃に戻れたら：
- A2〜B1前半までは文法と語彙を固めてから一気にリスニングへ
- TOEIC教材は優秀、まずはLR強化で800越えしてからTOEFLへ
- 毎月のように試験(最後の方は毎週)を受けるより、その分の学習時間を確保する
まとめ：30代からでも英語は伸びる。鍵は「戦略×継続×時間」
- 勉強時間は最低2,500〜3,000時間
- 内容は「英語を使う感覚」を意識したバランス学習
- 年齢に関係なく、意志と時間をかければCEFR B2は十分到達可能
あなたも今日から始めてみませんか？
年齢や過去のスコアに関係なく、英語力は伸ばせます。私は34歳で英語に本気になり、1年で人生が変わるレベルに到達しました。
この記事が「本気で英語を始めたい」と考えている誰かの背中を押せたら嬉しいです。
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