社会人学習者必見|英文法はどこまでやればいい?海外MBAホルダーが語る“最小限で最大効果”の英語学習法

英語を学び直そうと決意した社会人のみなさん。

「英文法って、どこまでやればいいの?」「ぶっちゃけ、何冊も参考書買う必要あるの?」
そんな疑問に対して、英語で授業を受ける海外MBAを修了し、ビジネスの現場でも英語を使ってきた筆者が、自身の経験を踏まえてシンプルに答えます。


結論:高校レベルの英文法で十分

英語学習の目的がTOEICやビジネス英語、留学などであっても、**高校までの英文法で“十分すぎる”**というのが私の結論です。

高校文法をしっかりマスターしていれば、MBAの授業やビジネスの現場でも困ることはほとんどありませんでした。むしろ、それ以上に必要なのは応用力や語彙、アウトプットの訓練です。


使う参考書は1冊だけでOK

文法学習に必要なのは「たくさんの本」ではなく、「1冊をやり切ること」。

以下のいずれか1冊で十分です:

  • 『1億人の英文法』(感覚で文法を捉えたい人向け)
  • 『キク英文法』(テンポよく覚えたい人向け)
  • 高校時代に使っていた参考書(フォレストなど)でもOK

目的は、網羅ではなく実践的な理解と定着。新しい本を買うより、「続けられる本」を選びましょう。


勉強時間と期間:1日1~2時間×2か月でOK

文法は毎日1〜2時間の学習で、2か月あれば一通りの基礎が身につきます

大切なのは「やりきること」と「何度も復習すること」。1回読むだけでは意味がありません。
書いてあることをすべて理解し、自分で説明できるくらいを目標にしてください。


英語は「単語・文法・発音」の3本柱

ある有名な英語系YouTuberが言っていた言葉が印象的でした。

「英語は、単語・文法・発音の3要素でできている。
単語は一生学び続ける必要があるが、文法と発音は短期間でマスターできる。」

つまり、英語学習を始めるなら、まずは“短期間で終わる”文法と発音をマスターしてから単語に進むのが効率的。

単語は果てしないですが、文法は終わりがあるんです。まずそこを攻めましょう。


映画やドラマでは英語力は伸びない?!

「映画を観るだけで英語ができるようになる」「音楽で英語が身につく」
そういった“楽しみながら学ぶ系”メディアが多くありますが、私はその方法で成果が出ませんでした。

基礎ができていない段階では、英語のドラマも映画も「ただの雑音」にしか聞こえません

まずは土台を作る。それから楽しむ。順番が逆だと、効率もモチベーションも下がります。


文法は“つまらない”けど、避けては通れない

英語の目標が「TOEICの点数アップ」でも「海外旅行で話したい」でも、「転職のため」でも構いません。
どんな目的でも、最初に必要なのは**“文法という地盤”**です。

正直、文法は単調で面白くないと感じることもあるでしょう。
でも、そこを乗り越えれば、英語は一気に“使えるもの”になります


まとめ:最短ルートは「高校文法を1冊だけ、完璧に」

  • 英文法は高校レベルまででOK
  • 1冊だけで十分、必ず「やり切る」こと
  • 学習期間は1日1~2時間×2か月
  • 英語の土台は文法と発音。単語はその後でOK
  • ドラマ・映画学習は“基礎のあと”に
  • 単調でも、自分の成長を信じてコツコツ続けよう

📌 英語に悩むすべての社会人へ

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「何から始めていいかわからない」という社会人にこそ、文法から始めるという選択が、いちばんの近道になります。

このブログが、そんな第一歩の手助けになれば嬉しいです。

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