こんにちは。今回は、僕がTOEIC SWでスピーキング170・ライティング180を取るまでに実践した勉強法についてまとめます。
使用した教材は、たったの1冊。
それでも高スコアを取れたのは、戦略的に学習を進めたことと、TOEFL対策の経験が活きたからです。
✅ 使用した教材はこれだけ

『改訂版 TOEIC(R)スピーキングテスト 究極のゼミ』(音声DL付)
リンク:https://www.alc.co.jp/book/7018087/
TOEIC SWは対策本が少ないのですが、この本は試験形式に忠実な練習問題+模範解答+解説が揃っていて、繰り返し使うには十分な一冊です。
✅ スピーキング対策|「Part 1を話す練習」が効果絶大だった

TOEIC SWのスピーキングは、以下のような構成です:
問題タイプ | 内容 |
---|---|
問題1〜2 | 音読 |
問題3 | 写真描写 |
問題4〜6 | 応答問題 |
問題7〜9 | 意見表明 |
僕がやったこと
- 音読パート:TOEIC LRのPart 1の英文を口頭で再現
→ 発音・イントネーション・流暢さの練習になる - 毎日スマホで録音して聞き返す
- 模範解答のシャドーイング → 再現
- 写真描写は「There is / There are」で始めるクセ付け
- 意見表明は型(導入→理由①→理由②→まとめ)を固定化
ポイントは「1つのテンプレを自分用に作り、それを繰り返す」こと。
✅ TOEFL対策が効いた理由
以前、TOEFL対策でスピーキングとライティングの構成練習をやり込んでいたため、以下の点でアドバンテージがありました。
- 話す内容を短時間で構成するスキル
- 英語での意見表明に慣れている
- ライティングでは段落構成とトピックセンテンスの習慣がある
TOEFL対策をしていた人は、TOEIC SWにおいても構成力でリードできるはずです。
✅ ライティング対策|テンプレ構築と型の訓練がすべて
ライティングの出題形式:
問題 | 内容 |
---|---|
問題1〜2 | Eメール作成 |
問題3 | 意見エッセイ(100〜300語) |
実践した勉強法
- Eメール:型を暗記(宛名 → 状況説明 → 要望・質問 → 結び)
- エッセイ:トピックセンテンス + 理由2つ + まとめのテンプレを固定
- 書いた英文をGrammarlyやChatGPTで添削
- 語数より「論理性」優先(100語ちょっとでも満点ありうる)
「構成ミス=スコアダウン」に直結する試験。書く順序にこだわることで得点は伸びます。
✅ 実際にやっていた学習ルーティン(スピーキング中心)

時間 | 内容 |
---|---|
朝(10分) | TOEIC LR Part 1を見て、口頭描写 or シャドーイング |
夜(20〜30分) | 究極のゼミ1章分 → 回答録音 → 自分で評価(発音・流暢さ・論理性) |
1日の合計30〜40分程度ですが、毎日続けて2週間で明確にスピーキング力が上がった感覚がありました。
✅ 高スコアに必要なのは英語力より「構成力」

SWの特徴は、「英語が話せるか・書けるか」よりも、「英語でどう話すか・どう書くかの型を持っているか」が大きな差になります。
つまり、
✅ 高度な語彙よりも
✅ 明確な構成(PREP法など)を守ること
がスコアアップのカギ。
まとめ|1冊をやり込むことでSWは突破できる
- TOEIC SWは教材が少ない分、やるべきことが明確
- 究極のゼミ1冊をやり込めば、十分に高得点が狙える
- TOEIC L Part1が良い対策にも
- TOEFLなど他試験経験があるなら、構成力を生かすチャンス
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